詳細な対策を考えておくべき

これは日本人の国民性なのかもしれません。原発も事故が起こったときのことをまったく決めていません。だから福島の原発事故で、あれほど大変な思いをしたのです。少なくとも、原発を受け入れるなら、事故が起こったらどうするか、詳細な対策を考えておくべきではないでしょうか。

いじめも同じです。いじめそのものをなくするのは不可能でしょう。だったら、子どもがいじめられたときの対策を考えておかなければなりません。

『死ぬまで楽しく生きる本』(著:和田秀樹/エクスナレッジ)

いじめられたら、「学校を休んでいいよ」とか、「転校してもいいんだよ」とか、子どもにいってあげればよいのです。そうすれば、子どもも安心できるでしょう。

がんばって、いじめをなくする努力をしても、人間というのは子どもも大人も、いじめる生き物です。どうしても、いじめは起こります。

いじめを放置すれば、最悪の場合、子どもが自殺してしまいます。いじめられた子どもが自殺しないようにするのが、いじめ問題に対する教育の一番の責任だと思います。

介護も同じです。要介護は長生きすればするほど高い確率で起こるもの。だったら、自分が要介護になったとき、どんなサービスが受けられて、それに対する自己負担がどのくらいの金額になるかなどを予習しておきましょう。