タレントの枠を超え、多方面で活躍する田村淳さん。これまでの人生で、感じてきたこと、学んできたこと、そして数えきれないほどの失敗と反省――田村さんが、娘たちが20代になった時に伝えたい言葉とは。話題となった「娘たちへの遺書」をコンセプトに書き溜めたInstagramを再構成した著書『20代の君へ。 働き始める前に読んでほしい父からのメッセージ』から一部を抜粋して紹介します。
親からの愛を受け止め、師を見つけよう
パパはね、君たちのことを心から愛してる。それは偽りのない気持ちだ。
だから、パパが伝えられることはできるだけ伝えてきたつもり。この遺書にも、もしかしたら「もう、そんなの知ってるよ!」って思うことがたくさん詰まっているかもしれないね。
ただね、大事なのは──「親の教えを鵜呑みにしない」ってことだったりする。
「こんな本を書いてるのに?」って思うかもしれないけど、これホント。パパも、君たちのばあばのことは大好きだし、いろんな教訓をもらったけど、ばあばの教えにも「あれは違ったなあ」ってあとから気づいたこと、いっぱいあるよ。
だから君たちにも伝えたい。
愛はまるっと受け止めて、 教えは吟味して受け取ってほしい。
すべてを信じるんじゃなくて、自分の頭で考えて「これはいまの自分に合ってるかな?」って、取捨選択してほしい。
大人になるっていうのは、そうやって一度親から受け取ったものを、自分の目と耳と頭で見直していく過程でもあるんだ。