信雄と家康の連合軍が、秀吉と激突した「小牧・長久手の戦い」(『豊臣兄弟!』/(c)NHK)

天下人・豊臣秀吉…ではなく、その弟・秀長が主人公!これまでになかった視点からダイナミックに描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。兄を支え続けた“もう一人の豊臣”にスポットが当たることで映し出される新たな戦国の世界が話題です。そこで歴史家で作家・評論家の濱田浩一郎さんに、ドラマをもっと楽しむための”ツボ”を解説していただきました。

小牧山城に籠る信雄・家康方と対峙した秀吉

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第35回は「秀長誕生」。

天正12年(1584)3月、織田信雄(信長次男)は徳川家康と結び、羽柴秀吉と対決する道を選択します。

秀吉も信雄・家康らを討つため、軍事行動を起こします。

尾張国に進軍した秀吉は楽田(愛知県犬山市)に着陣し、小牧山城(愛知県小牧市)に籠る信雄・家康方と対峙しました(3月29日)。

小牧・長久手の戦いの始まりです。