イメージ(写真提供:Photo AC)
身近な人に看護・介護が必要になったとき、みなさんはどこに相談しますか?
総合的な相談先として、主治医の所属機関を問わず、活用できるのが「訪問看護ステーション」です。
その地域に開かれた独立した事業所である「訪問看護ステーション」に、黎明期から関わり、自ら起ち上げた「桂乃貴メンタルヘルスケア・ハートフル訪問看護ステーション中目黒」で、自分自身も看護に当たるのが渡部貴子さん。
自らの経験を元に、介護や看護で困っている方への質問・疑問に答えてもらうのがこの連載です。第39回目は、「『幸せになる方法』は足し算より引き算――自分をしんどくする思考のクセに気づく」についてです。
(構成:野辺五月)

前回「予定を入れないと落ち着かない…「休むのが下手な人」にお勧め。ストレスを軽減する「お休み手帳」」はこちら

幸せに生きるためのヒント

Q:幸せになりたいと思っているのに、なぜかいつもしんどいです。

仕事も人間関係も、それほど大きな問題があるわけではありません。でも、周りの人と比べて落ち込んだり、頼まれると断れずに無理をしたり、「こうしなければ」と頑張りすぎたり……。

「もっと楽に生きたい」と思うのですが、どうすればいいのでしょうか?

A:大切なのは「何をすればいいか」を考えることだけでなく、「何をやめればいいか」を考えることかもしれません。

「幸せになりたい……」。疲れているとき、ふとそう呟いた経験のある人は少なくないはずです。

ストレス社会と呼ばれる現代、「自分にとっての幸せとは何か」をじっくり考える機会は案外少ないかもしれません。もちろん、ストレスの原因をすべて取り除くのが理想ですが、環境や他人を1人で変えるには限界があります。

だからこそ、「自分自身で変えられること」――生きづらさを生み出している自分自身の内側に目を向けてみる。そこから、幸せに生きるためのヒントが見つかるかもしれません。