給与はおよそ…
ではどのくらいの給与なのか。もちろん年齢によって、*級―**号という号俸が変わっていくので、きっちりした金額は書けない。でも大体、年収は次の通りだ。
・助教 700万円台の前半
・講師 800万円台の後半
・准教授 900万円の半ば
・教授 1000万円を少し超えるくらい
これは高いだろうか。それとも安いだろうか? いろいろな意見があると思うが、人の命を預かる仕事としてはかなり安いのではないだろうか。厚労省の2023年度「医療経済実態調査報告」によると、病院勤務医の平均年収は1461万円、開業医の平均年収は2631万円。
つまり大学病院の医者の給与は安い。いや、実はこの金額は「医者」の給料ではない。大学の「教官」の給料なのである。つまり、文学部も教育学部も工学部も医学部も、すべて「教官」なので、給料は一緒。診療をやってお金を稼いでいることは一切、給与に反映されない。
ちなみにアメリカでは医者の給料が高い。心臓外科医とか脳神経外科医とか小児外科医は、一般外科医の1階に対する2階に位置しているので特に給料が高く、年収はおよそ1億円である。えらい差だ。
