時給1万円のアルバイト

話を戻すと、大学の医者は年がら年中、学術会議に参加する。旅費も参加費もかかる。国際学会に出席すれば1か月分の給料がなくなる。

そこでアルバイトである。文科省に書類を提出して「地域医療への貢献」という名目で週に1回、アルバイトに行く。大学の給与は安いがアルバイトはかなりの金額をいただくことができる。時給1万円という具合である。

(写真提供:Photo AC)

小児外科では週末アルバイト原則NGであったが、科によっては週末に1泊2日で当直のアルバイトに行く医師もいる。こんなことで本当にいいのかぼくには疑問であるが、講師以上であれば、年収1000万円を超える。

だが、この金額で贅沢ができるということはない。今言ったように支出が多いからである。