「ラーメンを食べると太る」「好きだけれど、健康のために頻繁には食べないようにしている」…そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。「『不健康の代名詞』のように扱われてきたラーメンは、高齢者医療の視点から見直すと、実はまったく違う姿が見えてくる。ラーメンは悪役ではなく、頼れる栄養補完食にできる」と断言するのは、精神科医であり、ご自身もラーメンを愛食されるという和田秀樹先生です。そこで今回は和田先生の著書『ラーメンと健康 「炭水化物=悪」ではない』より一部を抜粋し、「和田式・ラーメン健康法」をお届けします。
世代ごとの健康課題とラーメン
ラーメンというと、「若い人の食べ物」「男性のがっつり飯」というイメージを抱く方が多いかもしれません。
しかし、ラーメンは現代の日本人が陥りがちな栄養不足を補う一食にもなり得るメニューです。そしてその利点は、特定の年代だけに当てはまるものではありません。
働き盛りの40〜50代、食が細りやすくなる高齢者、そして美容と健康を気にする若年女性――どの世代にとっても、ラーメンは想像以上に役立つ栄養源となり得るのです。
それぞれの生活リズムや体の変化に寄り添う形で、その活かし方を見ていきましょう。