「秀吉と秀長……今すぐ死んでくれんかのう」
真田との和睦を家康に促すよう、秀吉から求められた数正。
浜松城に戻り、家康や家臣団に豊臣の要求を報告します。
忠勝や忠次、康政らが真田との和睦を拒もうとするなか、家康は数正に「秀吉めに勝つ策はあるか?」と意見を求めました。
すると数正は、豊臣家に後継ぎとなる血筋がいないことを理由に、「秀吉と秀長が死ぬのを待つのでござる」と答えますが、忠勝や康政は「そんなものは策とは言わぬ」と退けます。
数正は眉をひそめる一方、忠次に考えを聞かれた家康は、幼い頃からの癖である爪を噛むしぐさをしながら「秀吉と秀長……今すぐ死んでくれんかのう」と口にしました。
豊臣打倒を望む浜松の家臣たちが声高らかに意気込む中、爪を噛む家康をひとり静かに見つめる数正。そして第39回の終盤、数正は大坂城の秀長のもとを訪れ、「この石川数正、徳川を捨て出奔してまいりました」と告げるのでした。