『婦人公論』の料理連載「ヘルシーキッチン」11月10日号では、「賢いお酢レシピ」を特集! 独特の酸味と香りで、料理の味わいを引き上げてくれる「酢」。肉をやわらかくする、素材の色を引き出し保つ、料理をいたみにくくする、などさまざまな調理効果に加え、腸内環境の改善、美肌・ダイエット効果ほか健康&美容面でもメリットを持っていると言われます。「酢」のおいしい活用術を上島亜紀さんに習いました(料理=上島亜紀 撮影=佐々木美果 スタイリング・構成=関澤真紀子)
りんごのコンポート
キレのある甘さでさわやかに食べられるシロップ煮。りんご酢をたっぷり加えることで、砂糖を控えられ、煮崩れることなく果実そのままの食感と風味が楽しめます
《 材料(2人分) 》
・りんご…2個(1個約330g)
・クコの実…10g
・A
砂糖…100g
りんご酢…50mL
シナモンスティック…1/2本
・レモングラス…1本
《 作り方 》
(1) りんごは皮をむき、8等分のくし形に切る。レモングラスは10cm長さに切る。
(2) 鍋にりんご、クコの実、Aを入れ、ひたひたの水(約300mL)を加えて火にかける。沸騰したら落とし蓋をして弱めの中火で20分煮込み、火を止めてレモングラスをのせ、そのまま冷ます。
《 メモ 》
残ったシロップとクコの実を炭酸水や牛乳、豆乳で割ると、りんごのサワードリンクとして楽しめる。
本誌では蒸しずし、鶏肉のバルサミコソテーなど6種のお酢料理レシピを掲載しています!