とある日の夕食。たっぷりの野菜と、たんぱく質が豊富な鶏の唐揚げにサバのみそ煮も。ホウレン草やワカメ、チーズを添えて

トレーニングが終わると夕食の準備。栄養たっぷりの献立を考えて、全部手づくりしています。お酒は毎晩ワインを2杯。赤も白も大好き。ワインが切れているときは、お料理用の日本酒をいただくこともありますね(笑)。

お風呂のあとにストレッチをしてお布団へ。ぐっすり眠り、4時間後に自然に目が覚めます。深い睡眠がとれているのでしょうね。毎朝気分よく起きることができます。

とまあこんな一日を過ごしているわけですが、運動というものにまったく縁のなかった私が、90歳の今、これほど健康的な生活を送っていようとは。人生って、ホントに何がきっかけでどう展開するか予想がつかないものですね。

 

夫に「太ったな」と面と向かって言われ

私が運動に出合ったのは、専業主婦29年目、65歳のときです。若い頃はスリムなほうだったのに、子どもたちの手が離れて時間ができた頃から太りだして、ついには15kg増。ある日、夫に「太ったな」と面と向かって言われてしまいました。

娘たちにも「顔がまんまるだね」「背中の肉がすごい」と追い打ちをかけられて(笑)。「太ってないわよ」と言い返したけれど、いや、太ってるんですよ。お腹の肉が邪魔でお風呂掃除ができないし、愛用のジーンズのファスナーが上がらないし。そんな私を見るに堪えなかったのか、夫がスポーツジムへの入会をすすめてくれました。