写真:石野郁和

 

コロナ禍で子どもを連れて逃げた母親。ホテルにつくなり、ベッドに倒れ込む。

ひとりきりの果敢な戦いがはじまったーー

『おばちゃんたちのいるところ』が世界中で大反響の松田青子が贈る、

はりつめた毎日に魔法をかける最新短編集

『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』より一編を掲載!

 

2021年4月20日発売、予約受付中!

 

男の子になりたかった女の子になりたかった女の子
男の子になりたかった女の子になりたかった女の子
作者:松田青子
出版社:中央公論新社
amazon 楽天ブックス honto 紀伊國屋書店 7net

著者紹介

松田青子(まつだ・あおこ)
1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年にTwitter 文学賞第1位となり、19年には短篇「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった。その他の著書に『英子の森』『おばちゃんたちのいるところ』『持続可能な魂の利用』、翻訳書にカレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』、アメリア・グレイ『AM/PM』、ジャッキー・フレミング『問題だらけの女性たち』、カルメン・マリア・マチャド『彼女の体とその他の断片』(共訳)、エッセイ集に『ロマンティックあげない』『じゃじゃ馬にさせといて』などがある