《12月1日》

助けてください。

どこに向かって誰に叫んでいいかわからないけれど、できればそう叫びたい。

朝、思うように体重や体脂肪が減ってこない。いろいろ頑張ってるのに……。まともに食べなかった日の翌日と、ほとんど変わらない減り方。トレーニングで体バキバキに痛いのに、全然減った体重の数字に労ってもらえない。

朝イチに体重計に乗ったあと、なぜかイライラしていた。そうそう。これ、ダイエットならではの苛立ちとは別に、ここ数年時折「おや、なんだかおかしいねえ」と感じる正体不明のイライラ。おそらくだが更年期障害とゆーやつ。でーたー!!!

そこへ、反抗期長男の不遜な態度が薪をくべる。今朝は遅刻しそうに起きてきたにもかかわらず、車で送ってもらう気満々でゆったりと新聞を広げ、朝食を食べるその態度に、激怒! しかも、準備を急がせたことで思いっきり睨みつけて通り過ぎよったことに、大噴火!! やってもた……。

朝の別れのあと、猛烈に自己嫌悪が襲ってきた。朝くらい…なんで気持ちよく送り出してやれない。そんなアホな母でいいのかワタシ。落ち着こう、ワタシ。

ダイエット挫折のトラップは至るところに仕掛けられている。単純に体重を落とすだけでない、これまでの生活のしかたそのものを問いただされているような毎日。

どこからでも挫折してまた振り出しに戻されてしまうのだ、恐ろしい。

体重が減らないのは、これまでの不摂生で出来上がった悪い循環を正し、痩せるための土台を体内につくっている、いわば「基礎工事中」だからなんですと。

そっか。焦るな焦るな。まだ2週間。リバウンドしにくい体にするためにも、今はじっくり自分の体の中の巡りに集中しよう。

子供達が帰ってきた。いつも通り元気な「ただいま」。何事もなかったような何の変哲もない普段の会話。家族ってありがたい。こんな不安定な母で、本当に申し訳ないです。