【認知症予防のポイント】
抗酸化力のある緑黄色野菜、きのこ類、青魚を摂取

「トマトやホウレンソウ、ブロッコリーなど色の濃い緑黄色野菜や、ニンニク、ニラ、ネギなどの香りの強い野菜には、抗酸化作用のある栄養素が豊富に含まれています。毎日の食事で意識して摂りましょう。また、エルゴチオネインは、まいたけ、しいたけ、エリンギといったきのこ類に幅広く含まれています」(橋弥先生。以下同)

魚料理なら、アジやサバ、サンマやマグロなどの青魚をチョイスしましょう。

「青魚に含まれるEPAやDHAは、血栓を防ぐと同時に、神経細胞のつながりを促進し、アミロイドβの蓄積を抑制します。週に2回青魚を食べたら、アルツハイマーになる確率が41%減ったというデータもあります」