なにがあっても「一日一番」

根性美を見せた力士は十両にもいる。西十両2枚目の宇良(うら)は12勝3敗で優勝、来場所は幕内に戻って活躍してほしい。

東十両筆頭の炎鵬(えんほう)は、小柄なうえ右肘と右足首に怪我をしてしまい途中休場するかと思ったら、土俵に上がると怪我を忘れて動き回った。炎鵬は5勝10敗と負け越したが、相撲に命をかけている感が充分に伝わってきて、その根性美は尊い。

今の力士たちは「一日一番」とよく言う。余計なことを考えず、目の前の取組に集中することだが、ひと昔前の力士は「無心」という言葉をよく使い、ファンへの色紙にも「無心」と書く力士がいた。多分、現在の状況では「無心」はそぐわないのだろう。

7月場所は照ノ富士の綱取り場所になるが、横綱白鵬が登場して、それを阻むのだろうか。

できれば阻まないでほしい。

相撲の世界だけでなく、このご時世、なにが起こるかわからない。

夏場所からの学びは、「なにがあっても一日一日めげずに取り組む」です。

来場所期待の3人を国技館で売られているポストカードでご紹介。左から翔猿、宇良、炎鵬
しろぼしマーサさんの前場所の連載「相撲こそ我が人生 67歳スー女の春場所観戦記」一覧