夏バテ知らずの秘訣はショウガとニンニクとネギ
私を含め、夫も息子も、近くに住む私の母も冬はほとんど風邪をひくことがなく、夏は夏バテ知らず。その秘訣はショウガとニンニクとネギにあるような気がします。
たとえばニンニクとネギを大量に投入した麻婆豆腐とか、ショウガをたっぷり使った回鍋肉とか。冷奴やキュウリの上にショウガをのせたり、蒸した白菜と豚の上にショウガの千切りとネギのみじん切りをのせたり、とにかくわが家のお料理には、ショウガとニンニクとネギの出番がとっても多いのです。
3種の香味野菜に共通しているのは、血液をサラサラにして巡りを促したり、体を温めて免疫力を上げたりする働きだとか。夏の暑さに負けない体づくりや、冷房による冷えを予防するためにも、新陳代謝を促すことが大切だと思っています。
庭で野菜を作り始めたのは、昨年の最初の緊急事態宣言の時でした。以前からローズマリーやバジル、ミントなどのハーブは育てていたのですけれど、いつかはと思いつつ先送りにしていた野菜作りに挑戦してみたところ豊作で。この夏は、キュウリ、ミニトマト、山椒、しし唐、三ツ葉、シソなどがたくさん収穫できました。
もぎたての野菜は新鮮ですし、緑や赤といったビタミンカラーは食卓を明るくしてくれるのが嬉しいので、彩りを考えながら盛りつけをしています。といっても、茶色くなりがちな根菜料理なら絹さやも入れたりとか、横にオクラを添えたりとか、シンプルなことですが、色から元気をもらうということもあるのではないでしょうか。