疲労回復に役立つ栄養素7つ

炭水化物、脂質、たんぱく質を摂ったうえで、抗疲労効果の高い栄養素を摂ると、夏の疲れを感じにくくなります。それが下に示した7つ。これらの栄養素が組み合わさることで、効率よくエネルギーが作り出され、より疲れを感じにくくなるのです。

エネルギーを増大させ、抗疲労効果の高い栄養素

 

なかでも、ビタミンB1はエネルギーを産生するのに不可欠。ただし、水溶性で体内に蓄積することができないので、一度にたくさんではなく、必要量を毎日摂取するようにしましょう。

栄養とそれが含まれる食材を覚えるのは大変です。意識せずともまんべんなく摂るコツは、肉も魚も野菜も種類をいろいろ、日によって変えて食べること。

肉、魚、大豆製品、卵を合わせて1日合計250~350g程度、野菜は毎日7種類(1種類は果物でもOK)を食べるのが理想です。加熱した野菜は手のひらいっぱい、生野菜なら両手のひらいっぱいを目安にするとよいでしょう。きのこ類、海藻類も献立に加えれば、疲れ知らずの栄養バランスに。1日で調整するのが難しい場合は、1週間単位で調整してもかまいません。

これらの「抗疲労効果の高い栄養素」をバランスよく使った1日のメニューをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。