辛かったのは肉体労働のきつさや時間の長さより「人」
東京でバイトをしていた頃、一番辛かったのは肉体労働のきつさや時間の長さより「人」でした。しんどいだけなら何だって耐えられました。耐えられないのは「人」なんです。嫌な奴がいると、どんな楽な現場でも嫌でした。
働いているときは、ああしようこうしようと生産的に動くこともできますし、できたときの達成感も気持ちいい。
じゃあ何で明日が嫌だったのか。嫌な奴がいるからです。
自分が楽な作業のときはご機嫌でおべんちゃらなんか言うけど、自分が少しでも他の人よりしんどい状況になると、途端に周りに攻撃的になって、現場の協力的な空気を壊します。
こういう状況が一番嫌でした。