日本の女性は世界で最も睡眠時間が少ない

特に女性のビジネスパーソンは、休日の寝溜めでBMIやストレスが上がりやすいことが江戸川大学の研究で分かっていますので、注意が必要です。

『働くあなたの快眠地図』(著:角谷リョウ/フォレスト出版)

小さなお子さんがいる場合、母親が休日に遅起きだと、子どもも一緒に遅起きになってしまうので避けたほうがよいでしょう。

休日に少し寝溜めしているとはいえ、それでも日本の女性は世界で最も睡眠時間が少ないことが分かっています。

ですから、やはり平日の睡眠を工夫して増やす必要が出てきます。

著書『働くあなたの快眠地図』の中で何度も触れていることですが、睡眠不足が溜まっていくと、その間ずっとパフォーマンスが下がり、かつその後、足りない睡眠時間を補っても十分に回復できないという事実があります。

「睡眠は不足させていくと損」という部分と、「平日と休日の睡眠差があるとデメリットが多い」ということを考えると、やはり1日の基本睡眠パターン(DAY)を見直す必要がありそうです。