会話をするための勉強法ではなかった
ただ、この勉強をしていくうちに、基礎はもちろん大切ですが、それだけをやっていても英語が話せるようにはならないことに気づきました。
なぜなら、それはテストのための勉強であって、会話をするための勉強法ではないからです。
実は、日本人が本当の意味で英語を話せるようになるためのシステムというものは、まだまだ少ないのではないでしょうか。
いちおう先進国とされる国の中でも、日本人の英語力が格段に低いのは、ここらへんに原因があるのではないかと思うようになりました。
現在のぼくの英語力がわかる動画を、YouTubeにアップしています。
人によっていろんな感想を持つと思います。
5年前、ニューヨークに来たばかりのゼロの状態の自分から見れば、「え! 普通に英語、話せてるよ」と思うかもしれない。
普段英語を使わない人であれば、当時のぼくと同じように感じる人もいるでしょうし、「5年もいて、そんなもんかよ」という人もいるでしょう。「綾部、これじゃ話にならないよ」という人だっているはず。
そのすべての感想にぼくは納得できるし、それこそが現状認識でもあります。