セルフケアで日頃からバランスを整えよう!

出典:『なんとなく疲れる・つらい・痛いを解消する「ツボ」図鑑-自律神経ひとりメンテ』(監修:柳本 真弓 /中央公論新社)

人体には、個体差があります。生まれ持った体質や生活習慣などさまざまです。同じようなストレスであっても、下痢する人もいれば、便秘になる人、腰や肩の痛みに出る人もいます。不調は自分の弱いところに出やすいのです。

そのため、反応は千差万別。他の人と一緒ではありません。自分自身が主治医となって、カラダを観察し、自分の不調パターンを知ることがセルフケアの大切なポイント。

例えば、「お天気が悪くなると、頭痛がする」というように、どんなときに、どんな症状が出るのか、そのときの生活や心の状態はどうなのか? という自分自身の心身の状態に向き合います。

これを継続していくことで、自分の不調パターンを理解することができるようになり、過剰な不安を抱くことがなくなります。己を知ることが自律神経のバランスを整えるために大切なことなのです。