リラックス効果のある香り

香りも大切です。入浴剤やキャンドルの香りが気に入っている場合はそれで大丈夫ですが、積極的にアロマの効果を取り入れてみましょう。リラックス効果を求めるなら定番ラベンダーの香りはやはり効果的。

その他にはフランキンセンスもお勧めです。スパイシーでウッディな香りは、心の乱れを静め、ゆったりした気分になるといわれています。また樹脂から採れるこの精油は「若返りのオイル」とも言われ、乾燥や肌荒れなどの皮膚トラブルにも優れた効果を発揮するため、エイジングケアにおすすめの精油です。

五感で楽しむバスタイム

ペティグレンは、ウッディな中に柑橘系の爽やかさを感じる香りです。この香りも、緊張や怒り、パニック、精神疲労や気分の落ち込みを和らげるといわれていて、ストレスによる消化不良、ホルモンバランスによる不調、不眠症などにも効果があるといわれています。

これらのアロマエッセンスを数滴、お風呂のお湯に垂らします。ただし、ヒリヒリしたり痒みなどがあらわれた場合はすぐ使用をやめるようにしてくださいね。

そして音楽。最近は防水のBluetoothスピーカーが比較的安価で販売されています。防水スピーカーが無い場合は脱衣所にスピーカーを置いても良いでしょう。せっかくですからスマホのスピーカーではなく、ちょっと良い音のスピーカーで音楽を聴きたいところ。

ここはやはりゆったりとした音楽を聴いて徹底的に副交感神経優位にしてリラックスしましょう。今回もこの「リトリート入浴」に最適な音楽をお届けします。この音楽は代替治療の一つとして国連や世界保健機構(WHO)にも認められているマナーズサウンドを使った、マナーズミュージックです。心身の疲れを取る周波数が埋め込まれています。文末にリンクを貼っておきますので是非お楽しみください。

そして、リトリート入浴には飲み物も用意したいですね。

「冷たいビールかシャンパーニュでしょ!」と考える方も多いと思いますが、ここは心身を癒す為のリトリート。とことん心身によい飲みものを選びましょう。まずお基本はお水。長風呂になるので汗で水分が取られてしまいます。

入浴前にたっぷりお水を飲んでおいても良いですが、ペットボトルを1本持ち込んでも良いでしょう。これで水分補給をします。ちなみに室温のお水がお勧めです。冷たいものを飲みたくなる気持ちも分かりますが、冷たい飲み物を飲んでしまうとせっかく温まった体を内側から冷やしてしまうので、折角の入浴効果をマイナスにしてしまいます。