日光浴は朝がベスト
日光浴におすすめの時間帯は朝です。というのも、セロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンの原料になるからです。
メラトニンは睡眠リズムやホルモン分泌のリズムなどの概日リズム(サーカディアンリズム)を調節する役割を担っています。要するに、メラトニンが多く分泌されると寝付きがよくなり、睡眠の質も高まります。
このメラトニンは、日光を浴びてから14〜16時間後に増え始めます。例えば、朝7時に散歩をすれば、21時過ぎにはメラトニンがたくさん分泌され、眠くなってくるという仕組みです。
なお、どうしても外に出て太陽の光を浴びるのが難しい場合はベランダに出る方法もあります。体を伸ばして15分程度、顔や手に光を浴びましょう。
※本稿は、『75歳からやめて幸せになること 一気に老ける人、日ごとに若々しくなる人の差』(大和書房)の一部を再編集したものです。
『75歳からやめて幸せになること 一気に老ける人、日ごとに若々しくなる人の差』(著:和田 秀樹/大和書房)
我慢しないこと、それがいちばん大事 長寿・健康のために、これもあれもと制限されている人に朗報!『80歳の壁』ベストセラー作家が、75歳以降の人生を存分に楽しむために「やめていいこと」を具体的に伝える。