恢復後に時間ができたので、東京・京橋のアーティゾン美術館の「パリ・オペラ座展」に行ったら、舞台美術なんかが展示されていて、ライブのヒントになったなぁとワクワクしたし、神保町の古書店や代官山の大型書店での立ち読みもすこぶる楽しかった。

日本近代史の本を買って帰り、さっそく読んだら好奇心を刺激されました。時の経つのも忘れて没頭するうちに、心がリセットされて元気を取り戻したのを実感したんです。

やりたいことを我慢するのは毒なんだと悟り、今後はストイックなだけでなく、自由も許して緩急をつけて生きていこうと決めました。

今年はエレファントカシマシ35周年記念ライブも控えています。4年がかりでようやく、エレファントカシマシの宮本浩次とソロの宮本浩次は違う方向性でいいんだと確信するに至り、暗中模索からの脱出に成功しました。

いろいろな面でバランスが整い、充実した1年になる気しかしない。応援してくれる人たちのためにも健康第一で頑張ります!