「芽キャベツとチキンのオイル酒蒸し」
NHK『あさイチ』で「料理酒鍋」が紹介されて話題になりました。だしいらず、体もあったまるといいところだらけ。栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本! といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々です。第8回は「芽キャベツとチキンのオイル酒蒸し」です。

本日のメニュー
「芽キャベツとチキンのオイル酒蒸し」

寒い時期に旬を迎える芽キャベツ、大好きです。
シチューやポトフなどに入っているのをよく見かけますが、私が美味しいと思うのは断然焼き目。キャベツよりも味が濃くて、焼いたときの香ばしさ、火が通ったときの甘味は格別! 

芽キャベツらしいコロンとした姿を生かしつつ、こんがりと焼き目を付けて中までほっくり火を通すには、ただフライパンで焼くだけではダメ。表面は焦げて、中はまだ生っぽい……なんてことに。キャベツなら生のシャキシャキ感も美味しいですが、芽キャベツの場合、中までしっかり加熱して内に秘めたる甘味を引き出してなんぼ。

というわけで、今日も酒蒸しの出番です。

まずは、鶏モモ肉と一緒にこんがり焼いてから酒蒸しに。ほら、想像しただけで、香ばしい香りに食欲がそそられてきますね!

それでは、いざ、酒蒸し。