女性の聴力低下が深刻

世界保健機関(WHO)は2019年に世界の若者の半数(11億人)が将来難聴になる危険性を警告しています。実際に日本の研究でも、1万人をリサーチしたところ、4000ヘルツに相当する、ちょうど老人性難聴で聞こえにくい高い音が40代以下の男女でも聞こえにくくなっていると報告しています。

『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(著:西剛志/アスコム)

特に最近では20代の女性の聴力低下が深刻で、40歳くらいの聴力になっている人が多いそうです。

対策としては若いときから、電車などの騒音のある場所では大音量でイヤフォンを使用しないこと。もしイヤフォンなどを使う場合は、余計な音が聞こえず音楽などだけに集中できるノイズキャンセリングという機能のあるイヤフォンをおすすめします。

これだと普段聴いている音量で聴けるため、難聴のリスクを下げることが報告されています。