男性は知識を得る機会が乏しい

実際に避妊・中絶、月経関連の問題や低用量ピル、子宮頸がんなど、女性に対して適切な「女性の身体についての教育」が行われていない結果、生じている問題は山積している。

この問題は現在、「女性の健康経営」という文脈で企業でもよく問題になっており、男性も知る必要性がある。

しかし話を「妊娠・出産・育児」に絞ると、男性のほうが問題は深刻だ。

これには学校教育の後の問題が大きく関わる。

つまり女性は実際に妊娠や出産・育児を迎えるにあたり、再度教育を受けたり、知識を得たりする機会が(不十分とはいえ)あるが、男性はこのような機会が乏しいのである。