受け入れて生きていく
であれば、こう考えてみるとどうでしょうか。今から自分を変えるのは難しい。だったら、受け入れるほうがずっと簡単だ、と。
自分のこんなところを変えたい。だけど、いくら変えようと思っても変えられなかった。
そうして澱(おり)のように残ってしまったのが、自分の欠点だと思ってないでしょうか。だとしたら、それを今さら消し去るなんて、とうてい無理な話です。
だったら、それを受け入れて生きていくしかないですよね。
そして、自分で欠点だと決めつけて否定していたものを、いったん受け入れてみると、ふしぎなことに、そこに愛着がわいてきたりするのです。
ただ、こんなふうに欠点をさらけ出すことに成功したかのように言っていますが、今でも欠点を隠そうとしてしまう瞬間も多々あります。
それでもいいと思っています。
それも含めて、それらの欠点をさらけ出そうとする姿勢が大切だと思うのです。
始めるときに肩に力を入れる必要はありません。
等身大の自分でいることは、ストレスフリーなのですから。
※本稿は、『等身大の僕で生きるしかないので さらけ出したら、うまくいった40の欠点』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。
『等身大の僕で生きるしかないので さらけ出したら、うまくいった40の欠点』(著:内間政成/ダイヤモンド社)
「人は欠点をさらけ出せば出すほど、うまくいく」
ずっと欠点だと思って隠していたことをさらけ出してみたら、意外と「人は短所で愛されている」ことに気づいた。
スリムクラブ内間政成が語る「欠点の愛し方」