『コウケンテツの日本100年ゴハン紀行』より

都会では知らなかった美味しさ

「都会の喧騒から離れて悠々自適にやっています」と 埼玉から来た里見一彦さん。

「岩手全般に言えますけれど、料理が美味しいですね。移住してからかなり太りました」と千葉から来た渡部智秋さん。

そんな若者たちを見守る菊池さんは、「ホップの収穫が終わるとジンギスカン鍋を20くらい並べ、畑に出ている人全員でパーティをやるんですよ」と嬉しそうです。

 

※本稿は、『コウケンテツの日本100年ゴハン紀行』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。


コウケンテツの日本100年ゴハン紀行――千葉 房総半島 岩手 三陸・遠野』(著:NHK「コウケンテツの日本100年ゴハン紀行」制作班/中央公論新社)

人気料理家が日本全国、津々浦々へ。食材に触れ、土地の味を育み支える人たちと語り合うなかで、100年先まで残したい日本の味を再発見。そして新しいコウケンテツレシピで地域の皆さんをおもてなし。NHKの人気番組が待望の書籍化。第一弾は食材の宝庫・千葉と、夏の味覚あふれる岩手へ!