初演の桃太郎から110年

宝塚歌劇の初演は、宝塚音楽学校の前身「宝塚唱歌隊」が発足した約9ヵ月後になります。

来年宝塚歌劇団は110周年を迎えます。

宝塚歌劇の初演は、桃太郎を題材にしたお伽歌劇『ドンブラコ』だったそうです。
かわいらしいお伽歌劇の桃太郎から110年後の宝塚。

そのアニバーサリーのオープニングを飾る演目は、大ヒット映画『RRR』を宝塚歌劇として生まれ変わらせる“ダンシング・インドロマン・ミュージカル”『RRR×TAKA"R"AZUKA~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ~ルートビーム~)』レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』だそうです。

“宝塚グランドロマン”はよくお見掛けしましたが、
“ダンシング・インドロマン・ミュージカル”は、お初にお目に掛かります。
そして、カタカナのルビがないと絶対読めないタイトルです。

他にも、人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの最新版を
宝塚歌劇として立ち上がらせるミュージカル『FINAL FANTASY XVI』など、
私には未体験要素満載の世界が広がっています。
『ドンブラコ』から110年後の未来は、桃太郎よりファンタジーでした。

記念品を組み立てるとこんな感じに (撮影◎天野ほたるさん)