【運動】軽く息が弾み、汗ばむ程度の運動を

もう一つ意識して食べたいのが、玄米。食物繊維が多く含まれ、腸内で分解される際に、脂肪を燃やす物質が分泌されます。

もちろん、運動も脂肪燃焼には大事です。特に、多くの酸素を体内に取り込みながら体を動かす有酸素運動は、行えば行うほど内臓脂肪が減少することが明らかになっています。

代表格はウォーキングやジョギング、水泳など。ウォーキングといっても、のんびりと散歩するだけでは意味がありません。息が弾み、汗ばむくらいの速度で歩くのがベストです。

食事も運動も、一気にやろうとすると途中で嫌になりますから、まずはできることから取り組んでみましょう。大事なのは続けること。2ヵ月もすればお腹周りがスッキリしてきたり、体が以前より軽くなったりと、変化を感じられるようになります。すると楽しくなって、「もっとやってみよう」と取り組む内容を増やしたくなるはずです。

腹囲を測ったり血液検査を受けたりして、数値が改善していれば、内臓脂肪が着実に減っている証拠。適切な食事や運動を継続して行うことで、何歳からでも減らせるはずです。今日から健康習慣を始め、病気を予防しましょう。