「体が動きづらくなってきた」「関節の不調が気になる」「いつまでも元気に歩き続けたい」そんな悩みに答えるのが、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんによる『かまた体操』。脳卒中の死亡率が全国ワーストクラスだった長野県を、減塩運動など「住民とともにつくる医療」の推進で国内屈指の健康長寿県に導いた鎌田實さん。<50年にわたる医師人生の到達点>という「かまた体操」のポイントとは。『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』より一部を抜粋して紹介します。
6つの「かまた体操」で動ける体になっていく!
かまた体操をはじめましょう!
かまた体操は、朝・昼・夜に2つずつ、全部で6つの体操を行います。
この6つで「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」がすべて元気になります。
各体操は約30秒なので、1回たったの1分!すべての体操を合わせても1日3分だから、とことんずぼらな方でも大丈夫。この手軽さも、続けられる秘訣です。
短い時間でも、毎日続ければ、確実に「動ける体」に変わっていきます。
ぼくの考える最高の薬とは、「継続」。午後が忙しい日は、昼の体操を朝や夜にまとめてやってもいいし、逆に、余裕のあるときは回数を多くすることで、さらに若返りを図れます。
そんなふうに、柔軟に取り組んでみてください。