本を音読する(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)
「体が動きづらくなってきた」「関節の不調が気になる」「いつまでも元気に歩き続けたい」そんな悩みに答えるのが、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんによる『かまた体操』。脳卒中の死亡率が全国ワーストクラスだった長野県を、減塩運動など「住民とともにつくる医療」の推進で国内屈指の健康長寿県に導いた鎌田實さん。著書『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』より、「長生き習慣」のコツを一部抜粋して紹介します。

鎌田式「長生き習慣」のコツ

長生きとは、ただ命を延ばすことではなく、「動ける体」を保ち、日々を元気に過ごすことです。

そのために大切なのが、「生活習慣」。年齢を重ねるごとに増えていく健康に関する悩みを、毎日の習慣によってコントロールしていきましょう。

そこでここでは、ぼくが今までの診療や生活の中で見つけた「長生き習慣」のコツを紹介します。どれも簡単で、ぼく自身が実践しているものばかり。

つまり、今の鎌田をつくり上げた習慣と言っても過言ではありません。