写真提供:越乃さん 以下すべて
100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第113回は「スマホでクリスマスツリーを撮影するコツ」です。

前回「酒場が似合う<あの人>と初登山。『低山だから大丈夫』と意気揚々と臨んだが見事に…」はこちら

ツリーを撮影するコツ

街がクリスマス色に染まりはじめた12月。

街がそわそわと華やぎ始めると、人は普段より3割増しでロマンティックになるようです。

街角のイルミネーションやクリスマスツリーに、心ときめく季節がやってきました。

大きなクリスマスツリーを目の前にすると、近づいてキラキラ光るオーナメントに自分の姿を映して写真を撮るのが好きです。

小さな球体に映る自分は、まるで別世界に迷い込んだようで、ちょっとした遊び心をくすぐられます。

宝塚退団後、カメラの学校に通い写真を撮ることを趣味としてきた私は、一眼レフを抱え、さまざまな場所を撮り歩いていました。

今はスマホひとつで鮮やかな写真が撮れる時代になりました。

技術の進歩とは、なんともありがたいものです。

私が教えてもらった「スマホでクリスマスツリーを撮影するちょっとしたコツ」を今日はお教えしたいと思います。

オーナメントの中にいる私