現代の60代は《人生でいちばん自由な選択ができる黄金期》だと作家の有川真由美さんはいいます。しかし一方で、60代はなにかと家族や親せきから、あてにされる時期でもあり、まわりに振り回されて、「あっという間に70代」ということにもなりかねません。60代でさらに花開く人と、そうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?有川さんの著書『60歳から、うまくやっている人がしていること』より、軽やかに生きる人たちの素敵な習慣を紹介します。
不機嫌な人は枯れるのが早い
花開く人:だんだんご機嫌で、ほがらかになる
枯れる人:だんだん不機嫌で、怒りっぽくなる
まわりの60代を見渡すと、誠に失礼ながら「花開く人」「枯れる人」に大きく分かれているようです。
花開く人は、歳を重ねるほど伸び伸びと人生を謳歌していて、枯れる人は、どんどん頑なになり、自分自身をくすませていきます。
ここでは、「花開く人」「枯れる人」にはどんな違いがあるのか、花開くためにはどう考え、どう行動したらいいのか、お伝えしていきましょう。
まず、もっともわかりやすいのが、不機嫌な人と、ご機嫌な人です。
愚痴や悪口が多くてイライラしやすく、小さなことで腹を立てたり、人に当たったりするのは、心の奥になにかの喪失感、居場所がない不安、大切に扱われない不満など、別のわだかまりや感情があるのかもしれません。それが不機嫌さや怒りとして現れるのです。
歳を重ねるほど、ご機嫌でほがらかに生きている人は、性格や才能というより、心がけや習慣の問題。
思い通りにいかないことがあっても「まあ、いいか」「なるようになるしかない」と、受け入れることを学んでいるもの。
経験を重ねて「ぜったいこうでなくては」という思いが和らぎ、自分のこだわりよりも、心の穏やかさや、まわりへのやさしさを優先するようになります。
つまり、現実を受け入れられることや俯瞰的な視野をもてることが大きいでしょう。