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人生の後半に入ると「これからどう生きたらいいのか…」「終活を始めなければ…」と悩む方も多いのではないでしょうか。しかし「終活よりも先に、人間関係やお金、感情などの<身辺整理>をするべき」と語るのは、医師として多くの患者を診てきた鎌田實先生です。今回は、そんな鎌田先生の著書『身辺整理』から一部を抜粋し、最後に「いい人生だった」と思うために今やっておくべきことをお届けします。

ひとりで生きる技術を身につける

長い人生、ほとんどの人がおひとりさまで生きる可能性があります。

そのときに慌てないためには、自分のことは自分で決める、つまり「自己決定」の習慣を身につけておくことが大切です。そして、友人や近隣の人たちとつながりを持ち、そのつながりを活かす知恵を持つことが求められます。

「いざというときは、葬式をあげて」と友人同士で約束していても、「同居していない他人」が死亡届を出し、埋葬許可証をもらうことはできません。

祭祀主宰者になる手続きをすることで、友人でも葬儀や埋葬ができるようになる、といった情報を得ておくことが求められます。

おひとりさまほど、お金の身辺整理をするだけではなく、葬儀や埋葬の身辺整理をしておく必要があるのです。