『慢性腎臓病』をご存知でしょうか。『腎臓リハビリ』を生んだ世界的名医である上月正博先生は「慢性腎臓病はいまや新国民病と言っても過言ではありません。発覚してからではなく、日頃から腎臓をいたわる生活を続けることが何よりも大切です」と語ります。そこで今回は上月先生の著書『長生きは腎臓が10割: 腎機能を高めて健康寿命を延ばす最高の習慣』より一部を抜粋し、今日からすぐに実践でき、将来に大きな差を生むノウハウをご紹介します。
腎臓の新常識 腎臓が悪くても肉を食べて大丈夫!
たんぱく質が豊富なメニューといえば、牛や豚、鶏などの肉料理が代表格です。一方でこのことは、腎機能が落ちた人が肉を敬遠する理由にもなっています。
なんとも悩ましい問題のように思えますが、少しばかりの工夫で簡単に解決できます。
たんぱく質制限では、肉料理などのおかずが我慢の対象にされがちです。しかし、おかずの品数や量を減らすことは栄養素不足に直結します。
特に肉類のたんぱく質には、すべての必須アミノ酸がバランスよく含まれています。良質な栄養源であり、食べないという選択は賢明とはいえません。