『ハムのムース本みりんのジュレ添え』(撮影:三木麻奈)
『婦人公論』の料理連載「ヘルシーキッチン」12月8日号では、「本みりんでメリークリスマス おうちフレンチ」を特集! 前回に続き、世界に誇る発酵調味料・本みりんを取り入れた親しみやすいフランス料理のコースを紹介します。四品目は口のなかでとろけそうな一皿です。(料理=上田淳子 撮影=三木麻奈 スタイリング・構成=野澤幸代 撮影協力=角谷文治郎商店)

ハムのムース本みりんのジュレ添え

コクと甘みが溶け込んだジュレがムースの味と口当たりを引き立てます

《 材料(4人分) 》

・ロースハム…150g
・生クリーム(乳脂肪分40%台)…80mL
・牛乳…大さじ4
・塩、胡椒…各適量
・セルフィーユ、ピンクペッパー…各適量

・本みりんのジュレ
  本みりん…80mL
  水…120mL
  粉ゼラチン…5g
  塩…小さじ1/4
  胡椒…少々

《 作り方 》

(1) ジュレを作る。鍋に本みりんと水を入れて中火にかけ、フツフツと沸いてきたら火を止める。ゼラチンをふり入れて溶けるまで混ぜ、塩、胡椒で味を調えて保存容器に入れる。粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固める。

(2) ハムはざっと切り、フードプロセッサーにかける。牛乳を加えて再度攪拌し、ペースト状にする。

(3) ボウルに生クリームを入れ、底を氷水に浸けて泡立てる(八分立て)。(2)を加えて混ぜ合わせ、塩、胡椒で味を調える。

(4) スプーンで(3)を紡錘形に形作って器に盛る。(1)のジュレをフォークで崩して添え、セルフィーユ、指でつぶしたピンクペッパーをあしらう。


本誌ではえびと帆立のバターソテー本みりんとクリームのソース、鴨ロース本みりんとオレンジのソースなど5種のみりん料理レシピを掲載しています!

撮影協力:角谷文治郎商店

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