(写真提供:illust AC)
健康のため、第二の人生の楽しみに、あるいは学びたい意欲から――。きっかけは違えど、始めたことで人生が充実した人の声は(イラスト◎ネコポンギポンギ)

習いごと・趣味

70歳になって短歌を始めた。思いのほか面白く、すっかりハマってしまって、秋には歌集をと意気込んでいる(74歳・自営業)
庭で家庭菜園をしている。土を買って、苗を植えて、肥料を足して……、まるっきりデタラメ農業なのだが、ミニトマトやスイカ、キュウリなどがちゃんと生る。毎日の水やりさえ楽しい(72歳・年金受給者)
サークルに入って、日本画水墨画を描き始めた。自分の才能を試してみたい(66歳・主婦)
己の心のままに書く己書(おのれのしょ)。同じ受講生に80代の女性が3人いて、講座後に喫茶店でお茶をしながら雑談する。人生の先輩方の話はとても勉強になり、感謝しきり(72歳・パート)
60の手習いでピアノ教室へ。いつか他人様のお耳汚しにならない程度に上達したら、駅ピアノで弾くのが夢(63歳・市嘱託職員)
デイサービスで「カラオケ」の時間があり、参加している。音痴な私だが、歌うことの楽しさにふれて、すっかり夢中に。一昨年は、『NHKのど自慢』に出場。二次選考で見事に落ちたが、参加者の若い方たちと交流を持つことができて、とても幸せだった。今年も再挑戦すべく、歌の練習に励んでいる(83歳・年金受給者)