記事本文へ戻る 「私の母は、母親らしい「慈愛に満ちた」イメージからはかけ離れている人でした。顔立ちのはっきりした、娘の目から見ても美しい女性でしたが、性格も行動も顔同様にとにかく派手だった。」(撮影:円山恭子) 瀧波さんの著書『ありがとうって言えたなら』には、母親にがんが見つかり、実家を慌ただしく片づけることになった経緯が描かれている(Ⓒ瀧波ユカリ/文藝春秋) 『ありがとうって言えたなら』 「私が『こうするよ、いいね』と言った時に母がうなずいたのは、本人の意思だったと言えるのだろうか。正直なところ、自信がないですね。」