「ああ、家事がしんどい」と嘆くあなた、「ちゃんと家事をすることが、いい妻、いい母親」と思っていませんか。そこから解放され、家事作業も心の負担も半分になるノウハウを佐光紀子さんがアドバイスします。(構成=福永妙子)
《 ヒント1 》

夜9時以降の主婦業閉店

夕食の後、家族がそれぞれテレビを見たり、本を読んだりしているのに、お母さんは食事の後片付け、明日のお弁当の下ごしらえ。終えてホッとしたのもつかの間、「明日、このスーツ、クリーニングに出しといて」と夫。「シャツのボタン、取れたのつけてくれる?」と息子。さらには娘が浴室から「ママ、ボディソープ切れてる~」と叫んでいる――。

こんな状況に陥ってはいませんか? 主婦は24時間営業の御用聞きではありません。「本日は閉店です」「あとは明日ね」とやんわり休業宣言を。

「9時以降のご用は翌日になります」と言い続けることで、家族もその状況に慣れ、あなたの気持ちや時間にも余裕が生まれるはずです。

 

《 ヒント2 》

煩わしい家事は極力手を抜く

洗濯はスイッチオンで機械がやってくれるとはいえ、干す・しまうという作業が面倒。ならば洗濯機をまわす回数を減らしましょう。

かさばるバスタオルは、使うたびに洗わなくても、そのつどよく乾かせば、洗濯は週に1度でOK。また、他の衣類と別洗いして家事の手間を増やすバスマットは、速乾性のある珪藻土のマットに替えれば、基本的に洗濯不要です。さらに、うちでは洗濯物はハンガーにかけて部屋干しに。ポイントは除湿機を洗濯物のすぐ下に置くこと。乾けばハンガーのまま収納できるので、畳む手間がありません。

さらに煩わしい家事といえば掃除。居間にホウキ、チリトリを置いておくと、いつでも誰でもササッとホコリ取りができ、掃除機をかける回数がぐっと減ります。家族がテレビを見ているそばで気軽にできるのもいいですね。