「誰にでも怒る上司」に対して自分を責めなくていい

ですので、現代社会ではみんな苦労するのです。なのに、それをすべて自分の責任だと勘違いすることはよくあります。

「また上司を怒らせてしまった」
「また後輩や部下がいじけてやる気を失った」と、自分を責めてしまうのです。

しかし、実は上司が「誰にでも怒る人」だった、ということはよくあります。実際、私が新入社員時代のある上司もそうでした。周りの人は「あの人、またムッとしてたね」と休憩室で笑い話にしていました。

また、誰が指導してもいじけやすい後輩もいるでしょう。

その人に合わせた言い方や伝え方は必要ですが、100%あなたの責任というわけではありません。

繰り返しになりますが、コミュニケーションがうまくいかないのは、あなただけの責任ではありません。

そこまで自分を責める必要はないのです。

※本稿は『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。


誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』(著:今井孝/幻冬舎)

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