熱々の長芋がザクッ、ホクッ、ムチッ!
長芋は生でも食べられるので、豚肉に火が通ればOK。
耐熱ボウルに全部入れて、レンチン約5~6分で完成です。
熱々の長芋をほおばると、ザクッ、ホクッ、ムチッ!
断面に長芋のとろみがからんで味がよく馴染んでいます。ランダムな形のおかげで火の通りがまばらになり、生のところはザクッと軽やか、火が通ったところはホックリとムッチリが入り交じり、食感が楽しい!
ショウガのすっきりとした香り、梅の酸味、長芋の風味。
梅干しの塩気はちょうどいい塩梅です。
食感豊かなゴロゴロ長芋のおかげで自然と噛む回数が増え、満足感は抜群。
白米大好きな私ですが、お茶碗半分のごはんでしっかり満たされました。
食べ物でココロとカラダをいたわるって、本当に大事。
しみじみと感じた本日の酒蒸しでした。
『ごはんに化ける ズルイおつまみ』
(著:藤岡操/EDITORS)発売中!
コロナ禍のいま、自宅で楽しむおつまみの本が人気です。
私は飲むけれどパートナーは飲まないというケースや、お酒を嗜む夫婦のほかに子どもがいるケースも少なくはありません。
そこで、ワインのおつまみだけど、ちょっとしたアレンジで晩御飯のおかずにもなる! 1品つくれば家族みんなで楽しめるそんなレシピを集めました。
難しいことも面倒なこともなし。身近な食材と調味料の組み合わせだけで、楽しみはうんと広がります。どこで売っているのか分からないおしゃれ過ぎる食材も使用していません。食材も、料理の工程も少ないものばかりです。
揚げ物を食べたいけれど衣の準備が面倒……ならば、春巻きの皮を使ってパリッと焼こう!
冷蔵庫に肉も魚もない……ならば、ゆで卵と粉チーズでご馳走にしちゃおう!
和風の煮物とワインを合わせたい……ならばオリーブオイルと黒コショウをかけるだけで相性抜群に!
そんな気楽な発想で、ワインと一緒の晩ごはんを自由にのびのび楽しみませんか?
版型はコロンとした正方形に近い可愛いかたち。簡単な工程なので、本と睨めっこする必要はありません。いつまでも手元に置いておきたい、パラパラ眺めるだけで楽しくなれるそんなレシピ本です。