Q 年齢を重ねて口が乾くようになってきた
更年期以降、女性ホルモンの分泌が低下することによって唾液の分泌量が減少するため、口やのどの乾きを訴える人が多くなります。
そのほかの原因としては、口呼吸になっていること。舌が正しい位置にないと口がポカンと開いた状態になり、口内がカラカラに乾きやすくなります。舌の正しい位置は、舌先が上の前歯の付け根あたりにちょこんと触れている状態で、この位置が保たれていれば自然と鼻呼吸に導かれます。
口を閉じた時、舌先がどこにも触れていない、下方向にだらりと落ちているというのは、舌の力が低下している証。常に舌の位置に意識を向けるようにしましょう。
なおリラックスしている時は、口は閉じていても上下の歯は離れているのが正しい状態。接触していると歯に負担がかかり歯周病の進行や顎関節症の発症の要因になるので注意して。
【 舌の位置、歯の位置を確認 】
舌先が上の前歯の付け根の手前にちょんと触れているのが理想のポジション。読書中など無意識の時に舌が下がって口呼吸になっていないかチェック。また上下の歯は離すよう心掛けて