それでも眠れていないときは?

眠れない時に「寝なきゃダメだ」と思ってしまうと、ますます眠れなくなります。

その場合は、ベッドでまんじりと我慢せず、一度起きてもらう方がよいでしょう。

そうして、例えば、温かいお湯を飲む(お茶は目がさめてしまうので勧めません)、ちょっと水分補給してもらうことをお勧めします。

それでも眠れないようならば、足りていないエネルギー発散をしてもらうために、お話をきいてあげましょう。毎日は厳しくとも、徐々にその時間を繰り上げて、寝る前や夕方に持っていく……徐々に昼間の習慣にしていくのです。

既に昼夜逆転してきているのならば習慣がずれている証です。

眠れない理由は必ずあります。早めに対応しましょう。

なお、日中物忘れが激しいとか、眠くて買い物いけないとか……自律神経が狂い、食欲がなくなったり本人もストレスを感じてたりするのならば、改善のために、もう医者に相談する段階です。放っておくと睡眠不足になり、認知症のもとになってしまうので、悩む前に、お医者さんにかかってしまいましょう。

「毎日を日曜日にしない」を合言葉に、メリハリのある生活を取り戻しましょう。