続けて選んだのは「寺」

するとここで「東宮様、じじもご一緒してよろしゅうございますか?」と言い、道長も<偏つぎ遊び>に参加することに。

その様子を見て「では…」と札を確認するまひろ。選びだしたのは「寺」でした。

「偏と旁が分かれているとわかりにくいのう…」と悩む道長の前で、いち早く札を選んだ敦成。その手に持っていたのは「日」の文字でした。

敦成は「<日>と<寺>で<時>!」と告げ、再び周囲から褒めそやされます。

その様子を見て「東宮様はご聡明であられますな」と関心する道長。

続けて道長は、東宮が7歳になったことをたずねると、先の帝は同じ7歳で即位した事実を伝え、よい博士から帝たるべき道を学ぶことを勧めるのでした。