最高の休日の過ごし方
今、僕の最高の休日の過ごし方は、ミシンセット一式を置かせてもらっている千葉の友人宅に行き、天気が良かったらサーフィン、良くなかったらミシン、というもの。
サーフィンも趣味探しの後に残ったものの一つ。外から見たら、サーフィンとミシンは全然違うものに映るかもしれませんが、頭の中身が空っぽになって、ただそれだけを楽しむことができる、という点では僕にとって一緒です。
ミシンを押し入れの中に眠らせたまま、って方が結構いるように聞きます。
そのミシンを買ったきっかけは、お子さんのものなのか、家のものなのか、とにかく何かを「作らなければいけない」という義務だったかもしれません。
でもミシンを趣味としている自分としては、しまったままのみなさんも、そのミシンを一度引っ張り出してきて、今度は純粋に“楽しもう”という気持ちで触ってみてほしいです。
僕も多分、仕事で“いついつまでにこのバッグ作ってください”と言われてミシンを渡されていたら、こんなワクワクする気持ちになれなかったはずなので。
『コカドとミシン』(著:コカドケンタロウ<ロッチ>/ワニブックス)
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