朝食の定番メニューも要注意

塩気にはおいしいと感じさせるメカニズムがあるとされており、健康的なイメージのある和食においても、味噌や醤油といった塩分の多い調味料が重宝されています。

日本のソウルフードである味噌汁や漬物、梅干し、佃煮、塩鮭など、朝食の定番とされるメニューにも塩分過多のものが多いので注意しなければなりません

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

なんとなく「体にいいはず!」と思い込んで続けていた食生活が、じつは腎臓の負担になっていたと考えると怖いですよね。

また、Sさんもおっしゃっているように、日本人は濃い味付けに慣れてしまっているため、塩分の濃淡でおいしいか、おいしくないかを判断しがちです。

外食チェーン店もすべてが悪というわけではありませんが、食べた瞬間に「おいしい!」と感じるように味付けが濃く調整されているものが多いので、必然的に塩分も過剰に摂取してしまうことは事実としてあるでしょう。

※本稿は、『東北大学病院が開発した 弱った腎臓を自力で元気にする方法』(アスコム)の一部を再編集したものです。

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東北大学病院が開発した 弱った腎臓を自力で元気にする方法』(著:上月正博/アスコム)

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