食卓をカラフルにするのを意識して
代表的なフィトケミカルについては、下の表をご参照ください。
表を見ていただければお分かりと思いますが、「トマトの赤」「ほうれん草の緑」「ブルーベリーの紫」といったように、フィトケミカル豊富な食品にはとてもきれいな色をしたものが少なくありません。こうした野菜や果物の色素に抗酸化物質が多く蓄積されているわけですね。
ですから、フィトケミカルをしっかり摂取して体の抗酸化力を高めていくには、食卓をカラフルにするのを意識するといいでしょう。そうすれば、いろいろな食材から多彩なフィトケミカルを摂ることができます。きっと、活性酸素を防ぐ力を高められるのはもちろん、日々「サビない腸活」を目に鮮やかに楽しく進めていくことができるのではないでしょうか。
※本稿は、『60代からは体の「サビ」を落としなさい』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。
『60代からは体の「サビ」を落としなさい』(著:小林弘幸/飛鳥新社)
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