フィトケミカルとは

一方、フィトケミカルについては、少し説明が必要かもしれません。

フィトケミカルとは、植物由来の色素や香り、苦み、辛みなどの成分から発見された化学物質の総称です。非常に強力な抗酸化作用を持つものが多く、強い紫外線や害虫などから身を守る必要から植物内に生成されたとされています。

緑茶のカテキン、赤ワインのポリフェノール、大豆のフラボノイド――たぶん、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

フィトケミカルは1万種近くあるとされていて、大きく「カロテノイド群」「ポリフェノール・フラボノイド群」などに分類されます。