最初は塩分控えめ、仕上げで適量に

レシピに「*グラム」と正確な調味料の量が書かれていた場合、一度はきちんと量って入れたうえで、必ず味見をしてください。

レシピ通りの塩分がすべての人に合うとは限りません。同じ味でもちょうどいいと感じる人もいれば、薄いと感じる人もいるからです。

『プロが大切にしている たった一つの料理のルール』(著:水島弘史/青春出版社)

特に塩やしょうゆは、もし量るのが面倒なときは、少しずつ加えて味見しながら調整しましょう。最初は控えめに入れ、全体に塩気がなじんでから味見をし、必要であれば少しずつ加えていくのが基本です。

ひき肉に塩を加えてこねるハンバーグのように、途中で味見ができないものは、あらかじめ塩をきちんと量っておいた方が安全です。その代わり、ソースは必ず味見をしながらつくってください。